創業は江戸末期。井戸水を使用し、昔ながらの甑の釜、抱き樽、桶、もろみを搾る木の槽（ふね）による手造りを続ける。代表銘柄「赤石」（あかし）は飲む宝石と言われる威風堂々とした酒質。
味吟醸タイプ、口当たり美しい本生酒。純手造りの太陽酒造独特の吟醸香がやさしくマッチする。低温でゆっくりと丁寧に仕込まれています｡例年、夏頃から香りが開いてくる。熟成させてもおもしろく、「赤石」の名に恥じない酒に仕上がっております｡

基本的には冷やで。
ゆっくり仕込んだことを思わせる十分な旨味・コク香気が特徴。
酒器に注いでからも時間をかけて香りが開いてきます。
艶のある舌触りできめ細か。
でしゃばりすぎず、それなりに主張のある酒。


骨董ぐい呑みは究極の好相性。
また、小ぶりのブランデーグラスもよく似合う。
これらの酒器で美味しく感じる日本酒は、酒質、旨味、香りのすべてが健康的で美味しく溶け込んでいることが大切なのです。
ワインに例えると、シャブリのグラン・クリュのような濃密な密感が綺麗に溶けていく感覚が素晴らしい。
香ばしいコクと洋ナシやバナナ、パッションの香りの中に、蜜のような香ばしい吟香が喉越しにやわらかく溶け込む。
のどごしは正直で素直。
日本酒界に懐かしさと新しい風を感じる銘酒。
どうぞお楽しみくださいませ。